AI画像生成ツールがますます高性能になる今、ブランドロゴのデザインは「デザイナーを探す」ことから、「優れたプロンプトを書けば画像を生成できる」時代へと変わりつつあります。
今回は、商用レベルのビジュアル事例を長期にわたって公開しているクリエイター、Larus Canus(@MrLarus)と、最新作である第30弾「潮萌太めラインIP」ロゴプロンプトを紹介します。
まずは作者を知ろう
Larus Canusは、AIのビジネス活用に注力するPrompt Engineer兼AI Builderで、Xプラットフォーム上でオリジナルのビジュアル事例やプロンプトを継続的に共有しています。

彼のコンテンツの重点は、単なる技術の披露ではありません。AIの能力を再現可能で実践的な方法へと分解し、チームや小規模ブランドがより速くビジュアルの方向性を検証できるようにしています。アカウントではAI、ビジネス、日常の観察をテーマに、実践を公開するスタイルで発信しており、フォロワーは4万人近くに達しています。多くの事例は、そのままプロンプトを調整して利用できます。
ロゴの分野では、さまざまなブランドビジュアルの表現を試し続けています。今回の「潮萌太めラインIP」は、小規模店舗、クリエイティブブランド、ライフスタイル、若者向けブランドにより適したスタイルです。かわいらしいけれど子どもっぽすぎず、シンプルでありながら商業的な識別性を備えている点が特徴です。
かわいらしく、商業性もある4つの事例
今回の第30弾のテーマは「潮萌太めラインIP」ロゴです。全体のスタイルは、太い黒のアウトライン、丸みのあるキャラクター、活発なロゴタイプ、アクセントとなる短いキャッチコピーで構成されています。かわいらしさとトレンド感があり、識別性も高いため、カップステッカー、パッケージ、店舗看板、ステッカー、SNSアイコンなどに非常に適しています。
眠兔袋袋(Bunny Pouch)
目を閉じた白いウサギが、紫色の小さなポーチの中で心地よさそうに丸まっています。隣には「Zzz」の吹き出しと、「小物を幸せに詰め込もう」という短いフレーズがあります。
メインタイトルにはやや太めの英字フォントを使い、サブタイトルは「COZY ACCESSORY CLUB」です。全体的にやさしく癒やされる雰囲気で、雑貨、小物、クリエイティブブランドなどに適しています。

山气家居(Mountain Home)
擬人化された緑色の山の木のキャラクターが、笑顔で小さな家を抱えています。胸元には新芽のモチーフがあり、「GOOD DAYS START AT HOME」という文字が添えられています。
この事例では、「山」「家」「自然」という3つのコンセプトを1つのキャラクターに融合しています。幅広い用途に対応でき、インテリア、ライフスタイル、コミュニティ関連のブランドに適しています。

春杯小熊(Spring Cup)
ウインクしながら愛嬌を振りまくクマが、コーヒーカップから顔を出しています。隣には「SIP HAPPY」の吹き出しと「EST. 2025」があります。
メインタイトルは「SPRING CUP」、サブタイトルは「COFFEE & SWEETS」です。キャラクターと業種の組み合わせがわかりやすく、カフェ、スイーツショップ、ドリンクブランドなどに適しています。

青蛙实验室(Frog Lab)
メガネをかけ、白衣を着た緑色のカエルの科学者が、手にフラスコと電球を持っています。吹き出しには「LEARN DISCOVER CREATE!」と書かれています。
タイトルは「FROG LAB」、サブタイトルは「KIDS SCIENCE CLUB」です。この事例は、子ども向け教育、楽しい学習、親子イベント、科学普及関連のブランドにより適しています。

この4つの事例には、純白の背景、中央に配置されたグラフィック、太い輪郭、少ない配色、明確な文字階層という共通点があります。通常は2〜4色だけを使用しており、ステッカーのような印象があるだけでなく、その後のパッケージや周辺グッズへの展開もしやすくなっています。
これらのロゴはすべて、純白の背景、中央に配置されたグラフィック、太い輪郭、2〜4色の明るい配色を採用しています。ステッカーらしさがありながら、商用展開にも適しています。
コアプロンプトを完全公開
作者はコメント欄で、ブランド名、業種、キャラクターの方向性を差し替えられる汎用プロンプトテンプレートを直接公開しています。実用性の高い内容です。
汎用プロンプト:
設計一张原创卡通吉祥物 Logo,整体为潮萌、轻复古、可商用的小店品牌视觉风格。画面采用纯白背景,Logo 单独居中展示,不要做成海报拼图。以「品牌名」为核心,围绕一个圆润可爱的动物 / 小怪兽 / 拟人角色展开,角色要有强记忆点,造型简洁、表情生动、轮廓清晰,带一点松弛感和趣味感。
整体风格参考:粗黑描边、扁平色块、高辨识度卡通形象、轻微手作感、贴纸感、小店 IP 感。配色控制在 2–4 种主色内,颜色要明快但不刺眼,可采用奶油色、橙黄、草绿、湖蓝、雾粉、焦糖棕等年轻化配色,不要脏灰,不要过度复杂,不要渐变金属感。
版式要求:图形主体在上,品牌字标在下或与图形自然结合;品牌主标题可以用中文、英文或中英结合;字体要圆润、厚实、有亲和力,可带一点手写感或趣味变形感;可加入一句简短副标题、小标语或品类说明,增强完整度,但文字不要过多。整体比例舒适,图形与文字关系紧凑,有品牌感,适合做门头、包装、贴纸、杯贴、社媒头像。
细节要求:Logo 要原创,不要照搬参考;不要太儿童化,也不要太幼稚;可爱中要带一点设计感和商业感;轮廓干净,识别度高,便于后续延展。输出为高清、干净、清晰的单个 Logo 成品图。
差し替え可能な情報:
- ブランド名:眠兔袋袋 / 山气家居 / 春杯小熊 / 青蛙实验室
- 業種の方向性:雑貨 / インテリア / ドリンク / 子ども向けコミュニティ / クリエイティブブランド / 軽食 / カフェ / ライフスタイルブランド
- キャラクターの方向性:ウサギ / クマ / カエル / 山系の小さな精霊 / 擬人化したカップ / 擬人化したバッグ / かわいいペットキャラクター
このプロンプトの最大のポイントは、「潮萌 + 太めのライン + 商用利用可能な小規模店舗感」を明確にしながら、背景、配色、レイアウト、商用展開のシーンを厳密にコントロールしていることです。AIにありがちな「複雑すぎる」または「幼すぎる」といった問題を避けられます。
実践:3ステップですばやく画像を生成
ステップ1:ツールを準備する
画像生成に対応したChatGPT、またはGPT-Image2と互換性のある画像生成ツールを開き、画像を生成できることを確認します。
ステップ2:プロンプトをコピーして調整する
上記の汎用プロンプトをコピーし、次の3つの変数を置き換えます。
- ブランド名:例:「眠兔袋袋」「春杯小熊」
- 業種の方向性:例:「カフェ」「インテリア」「クリエイティブブランド」「子ども向けコミュニティ」
- キャラクターの方向性:例:「ウサギ」「クマ」「カエル」「山系の小さな精霊」「擬人化したカップ」
カフェを作りたい場合は、次のように変更できます。
ブランド名:暖日咖啡 業種の方向性:カフェ キャラクターの方向性:擬人化したクマのカップ
ステップ3:生成と反復調整
送信後、まずは4枚程度のバリエーションを生成し、ブランドの雰囲気に最も近い1枚を選んで、さらに微調整していきます。
例えば、次のように指示できます。
- 「アウトラインをもう少し太くしてください」
- 「キャラクターの表情をもっとリラックスした感じにしてください」
- 「サブタイトルを……に変更してください」
- 「色を減らし、クリームイエローとキャラメルブラウンだけを残してください」
基本設定がすでに純白の背景と中央配置のロゴになっているため、その後のステッカー、パッケージ、カップステッカー、SNSアイコンへの展開もスムーズです。
こちらは私がGPT2.0で生成した効果画像です。

通常、数分で使えるブランドビジュアル一式を生成できます。独立系ブランド、小規模店舗のオーナー、アイデアをすばやくテストしたいデザイナーに特に適しています。
生成後は画像容量の最適化も忘れずに
AIで生成した高解像度のロゴは容量が大きくなりがちです。そのままウェブサイトや冊子、ECサイトの商品詳細ページ、SNSにアップロードすると、読み込み速度が低下する可能性があります。
無料のオンライン画像圧縮ツール https://zippic.app の利用がおすすめです。
この用途に適した主なメリットは次のとおりです。
- すべてブラウザ上でローカル処理され、画像はサーバーにアップロードされないため、プライバシーを安全に保護できる
- JPG、PNG、WebP、GIF、AVIFなど、複数の形式に対応
- 高い圧縮率を実現しながら、画質をできる限り維持
- 一括処理に対応し、ドラッグ&ドロップだけで簡単に操作可能
- 登録やログインが不要
潮萌ロゴの生成後、そのままzippic.appにドラッグして圧縮すれば、容量を大幅に削減でき、読み込みも速くなります。かわいらしい太めラインのビジュアルにも影響しません。ブランド公式サイト、パッケージ印刷用のプレビュー、SNSアイコンなど、さまざまな用途でより効率的に活用できます。
GPT IMAGE 2.0で画像を生成した後の容量は1.01Mでしたが、圧縮後は54KBになり、94.8%も削減できました。画像の鮮明さもそのまま維持できています。

興味があれば、ぜひこのプロンプトを試し、zippic.appと組み合わせて画像をしっかり最適化してみてください。
